PDF、Flash とアクセシビリティ

2006年01月30日更新 | タグ: アクセシビリティ

柴田もまだまだこのPDFとFlashのアクセシビリティについては、勉強中です。……が、障害者・高齢者のコンピュータ利用の現状からすると、これらの技術を生半可な知識で使わないほうが賢明である、という暫定的な方針をとっています。

PDF の生みの親 Adobe や、Flash 総本山の Macromedia も、昨今のアクセシビリティ配慮の風潮を意識し、これらのタイプの文書のアクセシビリティ向上に努めているようですが、まだ敷居が高いのが現実です。

あともうひとついえるのは、ウェブ技術全般に言えることですが、古いコンピュータはなくならない（＝先端の技術が進歩しても、古い環境への配慮をなくしてはいけない）ということです。PDF の文書や、Flash の文書にはそれぞれ大きな利点があり、これが一概に悪者だというふうにはいう必要もありません……が、ウェブ上で何らかの情報を公開するのであれば、HTML がもっとも適した形式であることを念頭に置いた方がいいです。

参考になるリソース

アクセシビリティに配慮したFlashコンテンツ（富士通）