ブラウザごとのアクセスキーの利用方法
2018年12月04日 更新 | タグ: アクセシビリティ
アクセスキー(accesskey)属性というのは、リンク、アンカー、フォーム内のinput要素などにその属性として、任意の文字を指定すると、Alt キー(Macintosh であれば control キー)とその任意の文字との組み合わせを押すことによって、リンク先への移動や、フォーム入力欄への移動を、マウスを用いることなくできるようにする属性です。
ブラウザごとにアクセスキーへの対応が異なる点や、割り振る文字についてスタンダードなガイドラインがなく、普通のウェブサイトでは、なかなか使いどころがないのですが、ウェブシステムのようなものであれば、便利なこともあるかもしれません。
accesskey - HTML: HyperText Markup Language | MDN一般用途のウェブサイトやウェブアプリの多くでは、 accesskey を使用しないよう一般的にアドバイスされています。
ちなみにガラケー時代には、数字に割り当てる(8で、ページ先頭にいくなど)ことでそれなりに便利に使えていた時代もありました。
Internet Explorer 3 | 使用できません。 |
---|---|
Internet Explorer 4 | Altとアクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動。 |
Internet Explorer 5〜11 | Altとアクセスキーを押すことによってフォーカスが移動。あらためてEnterやSpaceを押せばリンク先への移動やsubmitなどができます。 |
Microsoft Edge | Altとアクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先に移動します。 |
Netscape Navigator 4.7 | 使用できません。 |
Netscape 6以降 | Altとアクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動。 |
Homepage Reader 3.01 | 使用できません。 |
Opera |
Internet Explorer 5まで | 使用できません。 |
---|---|
Internet Explorer 5以降 | controlとアクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動します。 |
Netscape Navigator 4.7 | 使用できません。 |
Safari 1.2 | controlとアクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動します。 |
---|---|
Safari | controlとoptionと、アクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動します。 |
Firefox | controlとoptionと、アクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動します。 |
Google Chrome | controlとoptionと、アクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動します。 |
Opera | Shiftを押しながらESCを押下すると、アクセスキーの一覧が表示されるので、ここでアクセスキーを選ぶことでリンクであればリンク先へ移動。 |
Vivaldi | controlとoptionと、アクセスキーを押すことによってリンクであればリンク先へ移動します。 |
アクセスキー動作確認用
- Google (accesskey = G)
- Bing (accesskey = B)
- (accesskey = S)
- (accesskey = C)
- (accesskey = T)